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タキソール(パクリタキセル)-非小細胞肺がん、乳がん等

弊社は製薬メーカーではございません。医薬品についてのご質問・ご相談は各医薬品メーカーに直接お問い合わせください。

脱毛症90%以上。

B法と呼ばれる乳がん治療の投与方法では、脱毛の副作用が92.3%発現しました。
タキソールはタキサン系とよばれるタイプの抗がん剤です。特徴的な作用メカニズムを持っており、様々な抗がん剤との組み合わせが考案されました。カルボプラチンと組み合わせるレジメンが有名です。TC療法(=TJ療法)と呼ばれるレジメンで、卵巣がんなどで使われています。 【薬剤師のコメント】タキソールの類薬にタキソテールがあります。名前が似ているために間違いが起こりやすく、実際にミスが起きて亡くなった方がいます。 重篤な過敏症が起こり亡くなった方がいます。点滴前には必ずデキサメタゾン(副腎皮質ホルモン)やジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン剤)を投与して過敏症発現を防止します。 神経系の副作用が多いのも特徴です。指先などにしびれが起こり、なかなか回復しないケースもあります。 【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください タキソールの作用を増強し副作用の軽減が期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。
タキソールのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/
【成分名】 パクリタキセル 【商品名】 タキソール 【効能・効果】 卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がん、子宮体がん 【警告・注意事項】 骨髄抑制による敗血症・脳出血が原因だと思われる死亡例があります。 過敏反応によると思われる死亡例があります。過敏反応を防止するため必ず前投薬を行います。しかし前投与を行ったにも関わらず亡くなった方もいます。 【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用 A法での副作用及び臨床検査値異常の発現率は83.3%です。 主な副作用は末梢神経障害37.6%、関節痛23.5%、筋肉痛18.7%、悪心21.3%、嘔吐15.0%、脱毛30.5%、発熱11.0%、白血球数減少48.5%、好中球数減少43.8%、ヘモグロビン減少16.6%、血小板数減少10.6%、AST(GOT)上昇8.0%、ALT(GPT)上昇9.4%、BUN上昇4.0%等の腎機能検査値異常が認められた。また,臨床試験における間質性肺炎の発現率は,A法では1.6%(6例/373例)であった。 B法では発現率がかなり上昇します。 脱毛症92.3%、感覚減退76.8%、疲労70.2%、悪心39.2%、筋痛43.1%、白血球減少77.9%、好中球減少75.1%、ヘモグロビン減少74.0%、ALT上昇38.1%などです。 A法:1日1回210mg/m2(体表面積)を3時間かけて点滴静注し、少なくとも3週間休薬 B法:1日1回100mg/m2(体表面積)を1時間かけて点滴静注し、週1回投与を6週連続し少なくとも2週間休薬 【奏効率】 A法の奏効率は、卵巣癌26.6%、非小細胞肺癌35.0%、乳癌33.9%、胃癌23.4%、子宮体癌30.4%です。 B法の奏効率は、乳癌44.9%です。
モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。 医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員