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プロスタール(クロルマジノン)-前立腺がん

弊社は製薬メーカーではございません。医薬品についてのご質問・ご相談は各医薬品メーカーに直接お問い合わせください。

プロスタールはアンドロゲン(男性ホルモン)の働きを抑える作用を持った、前立腺がんの治療薬です。前立腺がんはアンドロゲンにより増殖する性質を持っています。 アンドロゲンの刺激を抑え、前立腺がんの進行を遅らせる治療はホルモン療法と呼ばれ、強力な抗がん剤治療よりも体の負担が遥かに少なくて済みます。ただし根治的な治療ではなく、がんをしばらく大人しくさせることが目的となります。
【薬剤師のコメント】アンドロゲンの働きを抑えるため、女性ホルモンが優位になります。そのためプロスタールを使用している方には女性化乳房などの副作用がみられることがあります。 前立腺がんに使われるのはプロスタール錠25という製品です。プロスタールL錠50mgという製品は前立腺肥大症にしか使えない徐放製剤です。 【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください プロスタールの作用を増強し副作用の軽減が期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。
プロスタールのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/
【成分名】 クロルマジノン酢酸エステル 【商品名】 プロスタール 【効能・効果】 前立腺がん 前立腺肥大症 【警告・注意事項】
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸が現れ、亡くなった方がいます。定期的な肝機能検査が必要です。もともと重篤な肝障害・肝疾患がある場合は悪化することがあるので使えません。 【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用
前立腺がんでは996例中84例(8.4%)の副作用が報告され、主なものは女性型乳房3.0%、肝臓・胆管系障害1.5%、浮腫1.3%等でした。
【奏効率】 186例での有効率は、63.4%です。 このうち病期A~Dの未治療における有効率は67.1%(114/170)です。 【生存期間中央値】 添付文書には記載がありません。
モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。 医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員