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ランマーク(デノスマブ)-骨髄腫・骨転移による骨病変


ランマークは癌による骨病変の進展を抑制する分子標的薬です。骨に発生する多発性骨髄腫や、別の部位から転移したことによる骨病変に対して用いられます。持続時間がとても長いため、4週間に1回だけ投与します。

抗がん剤ではありません。がんに対する直接的な抑制効果はありません。


一度作られた骨は固定化されているように思うかもしれませんが、実際には骨芽細胞と破骨細胞によって形成と破壊が繰り返され、絶えず作り直されています。それを骨のリモデリング(再構築)と呼んでいます。

しかし癌の骨病変では形成と破壊のバランスが崩れており、破壊ばかりが起こっています。骨の破壊が進めば、強い痛みに悩まされたり、骨がもろくなって骨折しやすくなってしまいます。なお骨転移を起こしやすい代表的な癌は、乳がん・前立腺がん・肺がんです。

これまで骨の病変に対する治療として、放射線照射やゾメタなどのビスホスホネート製剤がありました。 そこに新たに登場したのが分子標的薬のランマークです。ただしどの治療法も癌を消し去るものではなく、あくまでも痛みの軽減や骨折予防が目的となります。

ランマークは骨を丈夫にするためのカルシウムを血液中から集めてきます。そのために血中カルシウム濃度が極端に低下してしまう「低カルシウム血症」が起こることがあるので注意が必要です。

 

ランマーク(デノスマブ)の添付文書からの情報

極めて重要な情報源である添付文書ですが、一般の方には非常に難解です。
少しでもわかりやすくなるように、重要性の高い情報をまとめました。

省略した情報や表現を変更した部分があります。重要な判断を必要とする場合は、必ず以下のサイトから原文を確認してください。
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

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警告・禁忌・重要な注意事項

  • 低カルシウム血症の人には慎重に投与する。
  • 重度の腎機能障害がある人は低カルシウム血症を起こすおそれがある。
  • 顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがある。

 

発現頻度の高い副作用

臨床試験では総症例2,841例中827例(29.1%)に副作用が認められた。主なものは、低カルシウム血症162例(5.7%)、疲労78例(2.7%)、悪心75例(2.6%)、関節痛74例(2.6%)、顎骨壊死52例(1.8%)、無力症48例(1.7%)及び下痢45例(1.6%)等であった。骨転移を有する進行乳癌患者対象試験のデノスマブ群において、国内症例は69例であった。〔承認時〕

 

成績

ランマークの骨病変に対する効果をゾメタ(ゾレドロン酸)と比較した検証で、ランマークはゾメタに劣らなかったという報告があります。
 


服用中の医薬品を自分の判断だけで、中止・用法用量変更することは危険です。必ず担当医や担当薬剤師に相談して下さい。

監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医>

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員

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