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がんニュース/がん治療・治療薬情報

インターフェロン-腎臓がん、骨髄腫等

弊社は製薬メーカーではございません。医薬品についてのご質問・ご相談は各医薬品メーカーに直接お問い合わせください。

インターフェロンは体内で作られるサイトカインの一種です。IFN-αなどと表記されることもあります。(=インターフェロンα) 体内では各種免疫細胞から作り出され、ウイルスや腫瘍の増殖を抑える働きを持っています。バイオテクノロジーにより大量生産できるようになり、医薬品として供給されるようになりました。 インターフェロンにはいくつもの種類がありますが、がん治療ではインターフェロンα(アルファ)、インターフェロンβ(ベータ)、インターフェロンγ(ガンマ)が使われています。 腎臓がん、骨髄腫、白血病などに適応があり、がん以外ではB型肝炎、C型肝炎の治療に使われています。 【薬剤師のコメント】腎臓がんは抗がん剤が効きにくいがんのため、以前よりインターフェロンによる治療が行われてきました。腎臓に発生するがん細胞は増殖速度が遅いため、特定の細胞周期に攻撃を加える抗がん剤は適さないのです。 インターフェロンは抗がん剤とは構造も作用メカニズムも異なりますが、けして安全な薬とは言えず、いくつもの重大な副作用が知られています。また投与後の微熱、悪心、痒みなど軽度なものを含めれば多くの方が副作用を経験します。 漢方薬の小柴胡湯との併用は絶対に控えてください。間質性肺炎が起こり複数の方が亡くなっています。小柴胡湯はこじれた風邪の治療薬として市販されており、ドラッグストアでも容易に手に入ります。注意してください。 【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください インターフェロンの作用を増強し副作用の軽減が期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。
インターフェロンのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/
【商品名】 スミフェロン(IFN-α)、フエロン(IFN-β)など 【効能・効果】 腎臓がん、多発性骨髄腫、慢性骨髄白血病など  【警告・注意事項】 間質性肺炎による死亡例があります。咳や呼吸困難が現れたら適切な処置が必要です。すぐに医師に連絡してください。 自殺を企てることがあります。不眠や不安、興奮などの精神症状が現れたら医師に連絡してください。 小柴胡湯と併用により間質性肺炎が起こりやすくなります。併用は禁止です。  【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用 スミフェロンのデータです。臨床試験と市販後調査にかなりの差があるため、どちらも記載しました。臨床試験では1531例中1275例(83.3%)に副作用が認められています。主な副作用は、発熱66.8%、全身倦怠感22.3%、白血球減少37.9%、血小板減少29.7%です。市販後調査では6846例中3985例(58.2%)に副作用が認められました。主な副作用は、発熱40.1%、全身倦怠感7.6%、白血球減少15.9%、血小板減少15.3%です。 【奏効率】 スミフェロンの奏効率です。 腎臓がん19.6%、多発性骨髄腫19.2% ヘアリー細胞白血病35.7%(寛解率)、慢性骨髄性白血病87.8%(寛解率)
モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。 医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員