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フェアストン(トレミフェン)-閉経後乳がん

弊社は製薬メーカーではございません。医薬品についてのご質問・ご相談は各医薬品メーカーに直接お問い合わせください。

内容 フェアストンは閉経後乳がんに用いられるホルモン療法剤です。 フェアストンは抗エストロゲン作用とエストロゲン作用を持っています。乳がんの多くはエストロゲンの刺激により増殖するため、そのエストロゲンを遮断してしまえば乳がんの進行を食い止めることができます。
【薬剤師のコメント】フェアストンの効果が期待できるのは、エストロゲン受容体(ER)陽性の乳がんです。ER陰性では良い効き目は得られません。 【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください フェアストンの作用を増強し副作用の軽減が期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。
フェアストンのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
【成分名】 トレミフェン 【商品名】 フェアストン 【効能・効果】 閉経後乳がん 【警告・注意事項】 QT延長又はその既往歴のある場合は使用できません。 低カリウム血症のある場合は使用できません。 クラスIA (キニジン、プロカインアミド等) 又はクラスIII (アミオダロン、ソタロール等) の抗不整脈薬を投与中では使用できません。 【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用 総症例4,382例(承認時287例、市販後調査4,095例)における副作用の発現率は17.4%であり、主なものはALT(GPT)上昇3.8%、AST(GOT)上昇3.5%、トリグリセライド上昇2.4%、LDH上昇1.7%、コレステロール上昇1.5%、γ-GTP上昇1.4%、白血球減少1.3%です。 【奏効率】 薬物療法、放射線療法を受けていない症例、または術後補助療法終了後に再発した症例に対するトレミフェンの奏効率は28.6%でした 術後補助療法中に再発した症例又は薬物療法、放射線療法を受けていた症例に対するトレミフェンの奏効率は12.3%でした。 【生存期間中央値】 5年生存率の記載があります。 術後補助療法としてフェアストンを投与した場合の5年生存率は97.2%です。 同じようにタモキシフェンを投与した場合の5年生存率は97.1%でした。
モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。 医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員