アドリアシン(ドキソルビシン)-悪性リンパ腫、膀胱がん等
- 更新日2023年12月08日
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アドリアシンは抗がん性抗生物質と呼ばれる抗がん剤です。 様々ながんへの適用を持っていますが、多くの場合は他の抗がん剤と組み合わせて投与されます。
悪性リンパ腫のABVD療法、CHOP療法、R-CHOP療法。乳がんのAC療法、膀胱がんのM-VAC療法。アドリアシンを組み込んだいろいろなレジメンが開発されてきました。 【薬剤師のコメント】古くから用いられている抗がん剤です。以前は強力な作用を持つ抗がん剤として様々ながんの治療に使われていました。現在はより強力な抗腫瘍作用をもった薬剤が登場しており、使われるシーンは徐々に減ってきています。 【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください アドリアシンの作用を増強し副作用の軽減が期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。
アドリアシンのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/
【成分名】 ドキソルビシン 【商品名】 アドリアシン 【効能・効果】
- 下記諸症の自覚的及び他覚的症状の緩解悪性リンパ腫(細網肉腫、リンパ肉腫、ホジキン病)、肺癌、消化器癌(胃癌、胆のう・胆管癌、膵臓癌、肝癌、結腸癌、直腸癌等)、乳癌、膀胱腫瘍、骨肉腫以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)、子宮体癌(術後化学療法、転移・再発時化学療法)、悪性骨・軟部腫瘍、悪性骨腫瘍、多発性骨髄腫、小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎芽腫等)
対象疾患 | 有効率(有効例/評価例) |
---|---|
リンパ肉腫 | 46.7%(7/15) |
細網肉腫 | 23.1%(6/26) |
ホジキン病 | 40.0%(2/5) |
肺癌 | 34.2%(25/73) |
胃癌 | 29.7%(22/74) |
胆のう・胆管癌 | 60.0%(3/5) |
直腸癌 | 9.1%(1/11) |
結腸癌 | 22.2%(2/9) |
肝臓癌 | 16.7%(1/6) |
膵臓癌 | 40.0%(2/5) |
乳癌 | 50.0%(10/20) |
膀胱腫瘍 | 59.3%(102/172) |
骨肉腫 | 25.9%(7/27) |
モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。 医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。
監修医師 藤沼秀光(医学博士) <藤沼医院 院長、栃木県警察医>
大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。
学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員
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