癌治療に使われる薬(抗がん剤、ホルモン剤、分子標的薬)

Home » がん治療薬情報 » 5-FU(フルオロウラシル)-大腸がん等

5-FU(フルオロウラシル)-大腸がん等

5-FUは歴史の古い抗がん剤のひとつで、様々ながんに使うことができます。フッ化ピリミジン系、代謝拮抗薬と呼ばれるタイプに属します。注射、錠剤、軟膏の剤形があります。

【薬剤師のコメント】5-FUをもとにした、より強力な類薬(ユーエフティー、ティーエスワン、ゼローダ)が発売されています。効果で劣る5-FUは他の抗がん剤と組み合わせて使われることが多いです。

様々ながんの適応を持つ5-FUですが、高い奏効率を示すわけではありません。

ソリブジン事件について。5-FU(および類薬)とソリブジン(抗ウイルス薬)との相互作用で15人の方が亡くなりました。ソリブジンが5-FUの代謝を阻害し、毒性を増強させたためです。

5-FUを使った化学療法について。

大腸がん FOLFIRI(フォリン酸+5-FU+イリノテカン

大腸がん FOLFOX(フォリン酸+5-FU+オキサリプラチン

【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください
5-FUの副作用を軽減し相乗効果も期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。


5-FUのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
http://www.info.pmda.go.jp/


【効能・効果】

下記諸疾患の自覚的および他覚的症状の緩解
消化器癌(胃癌、結腸・直腸癌)、乳癌、肝癌、膵癌、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌

 

食道道癌、肺癌、頭頸部腫瘍は、他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用することが必要です。

【警告・注意事項】

メトトレキサート・5-FU交代療法、レボホリナート+5-FU療法の治療中に亡くなった方がいます。危険を伴う併用療法なので一定期間は医師の監督が必要です。
 TS-1とは併用しません。副作用が強まり危険です。切り替えるにしても8日以上の間隔が必要です。

【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用

承認時及び使用成績調査において、副作用発現率は32.9%でした。主な副作用は食欲不振13.3%、白血球減少9.6%、嘔気8.3%、貧血4.9%、嘔吐4.0%、血小板減少4.0%、下痢3.7%、口内炎2.3%等であった。 

【奏効率】 →用語解説

対象疾患  有効率(有効例/判定可能例) 
胃癌(消化器癌)  承認時20.1%(28/139)
承認後17.1%(12/70) 
結腸・直腸癌(消化器癌)  承認時29.0%(9/31)
承認後26.7%(8/30) 
乳癌  承認時28.9%(11/38)
承認後18.2%(4/22) 
子宮頸癌  31.8%(14/44) 

※有効率PR以上


モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。
医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。


 

Copyright© 2010 株式会社モノリス All Rights Reserved.