がん治療薬などで治癒B型肝炎が劇症化18人死亡
- 更新日2022年08月08日
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薬剤師のコメント
免疫抑制作用をもった薬が感染症を悪化させることは、以前から知られていました。免疫抑制剤にはステロイド剤も含まれます。免疫抑制剤は医療の現場でリウマチやアトピー性皮膚炎を始め、さまざまな疾患に対して広く使われています。 また多くの抗がん剤も、その副作用により骨髄機能を低下させるため、免疫力を極端に低下させてしまいます。非常に危険なので、今回のように肝炎ウイルスを持っている方は安易に使うべきではありません。 今回はウイルス性肝炎の再燃についての報道ですが、その他の感染症にも充分な注意が必要です。例えば敗血症、肺炎、カンジタ、帯状疱疹、水疱瘡、インフルエンザ、ヘルペス、水虫などの感染症も当然ながら悪化しやすくなります。 がんは感染症ではありませんが、やはり免疫低下により発生・進行しやすくなります。添付文書に発がん性を有することが書かれている薬がありますし、発がん性の記載がなくても、発がん性が強く疑われる薬がたくさんあります。 抗がん剤は発がん性を持つ薬の代表です。がんの治療薬で癌になると聞いて驚きと矛盾を感じるかと思いますが、それは医療人であれば当然知っている常識です。 皆様は、少なくとも自分の使う薬の副作用情報はしっかりと把握しておきましょう。モノリスでは抗がん剤やがん治療に関するお悩みの相談をお受けしています。ご相談、お問い合わせにはこちらのメールフォームをご利用ください。
監修医師 藤沼秀光(医学博士) <藤沼医院 院長、栃木県警察医>
大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。
学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員
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