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グリベックの術後の3年間投与は1年間投与に比べGISTの生存率を改善

2011年6月9日のノバルティスファーマのプレスリリースによると、グリベック(一般名:イマチニブメシル酸塩)を、KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍(KIT陽性 GIST)の完全切除後の患者さんに3年間にわたって投与した場合、1年間投与の患者さんに比べ、無再発生存と全生存の双方で有意な改善が示されました。 試験結果では、5年無再発生存率が、術後3年間グリベックを服用した患者さんでは66%であったのに対し、1年間服用した患者さんでは48%であることが示されました。さらに5年生存率は、3年間投与群の92%と比較して、1年間投与群では82%でした。 GISTは、消化管から発生する、命を脅かす恐れのある稀ながんです。KITタンパクが変異し、細胞が制御不能に成長してがん化することがGISTの主要原因です。GISTの患者さんは、初発GISTの完全切除後も再発リスクにさらされています。 参考:ノバルティスファーマ株式会社 プレスリリース [add_post_attention]  
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員