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冬虫夏草の研究で学会からダブル受賞

宇都宮大学大学院農学研究科の大学院生、小野晶子さんが「冬虫夏草(Cordyceps militaris)由来レクチンの機能解析」の研究で9月に開催されたきのこ学会第22回大会で「学生優秀発表賞」を受賞しました。なお、小野さんは6月に横浜で行われた新規素材探索研究会でも「冬虫夏草(Cordyceps militaris)由来レクチンの宿主への影響の検討」の研究で奨励賞を受賞しています。

小野さんは冬虫夏草の一種であるサナギタケが分泌するレクチンと呼ばれるたんぱく質に注目。サナギタケは地中で生活するサナギを宿主として寄生し、きのこ(子実体)をつくりますが、その際、サナギタケのレクチンが蚕のサナギに対して、羽化を抑制・促進する作用があること、感染能力・子実体の形成に影響をおよぼすことを明らかにしました。そして今回の受賞ではさらにその抑制・促進作用がレクチンの糖認識機能にあることにも言及し、ダブル受賞へとつながりました。

古くから薬草・漢方として珍重されてきた冬虫夏草ですが、どのように宿主に寄生してきのこ(子実体)をつくるのかなど、まだまだ解明されていない謎が多くあります。今回の小野さんの発見で冬虫夏草の生態が解明されるのでは、と大きな期待が寄せられています。

宇都宮大学のプレスリリースはこちら

 

写真は日本産冬虫夏草のサナギタケ

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