モノリスニュース
がんニュース/がん治療・治療薬情報

MRI検査時の注意について

2011年9月付けで発出された医療安全性情報に、「MRI検査による熱傷を防ぐための注意事項」が記載されていましたので情報提供いたします。 医療関係者向けの情報ですが、検査を受ける方にも必要な情報です。 MRI検査中は(高周波ループによる)やけどを負う恐れがあるので以下のことに気をつけて下さい。実際にMRI検査が原因の熱傷が報告されています。これから検査を受ける方はご注意ください。
  • 検査中は装置本体に触れない。
  • 大腿部、膝、足首同士が接触しないようにする。
  • 腕を組んだり、手で体に触れない。
  • 手は開いておき握らない。
  • 心電図モニターなどのケーブルに直接触れない。
強力な磁力が発生している検査機器の中では、皮膚が装置に触れていたり、皮膚同士が接触するとそこに電流が発生して熱傷が起こる危険があります。検査中は体位を変えないようにしてください。 当然、検査前に医療関係者から「検査中の注意事項」が伝えられます。よく聞いて指示に従ってください。

MRI検査とは

MRI検査は体内の臓器・病変の詳細な様子を調べることができる画像検査です。 検査には非常に強力な磁気を利用しています。そのため心臓ペースメーカー使用中の方が検査を受けられないことはよく知られています。 CTと違い放射線を使わないため、被曝の心配はありません。 癌の検査で威力を発揮することから、だんだんと使われる機会が増えてきています。 [add_post_attention]
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員