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ハラヴェン-再発乳癌

弊社は製薬メーカーではございません。医薬品についてのご質問・ご相談は各医薬品メーカーに直接お問い合わせください。

ハラヴェンは手術のできない進行した乳がん、または再発した乳がんに使われる抗がん剤です。他の抗がん剤を使用したにも関わらず癌が悪化してきた場合に限って使うことができます。 ハラヴェンはチューブリンの重合を阻害して微小管の伸長を抑制することで正常な紡錘体形成を妨げます。その結果、細胞分裂は停止しアポトーシスが引き起こされるため、腫瘍の増殖が抑制されます。

ハラヴェン(エリブリンメシル酸塩)の添付文書からの情報

極めて重要な情報源である添付文書ですが、一般の方には非常に難解です。 少しでもわかりやすくなるように、重要性の高い情報をまとめました。 省略した情報や表現を変更した部分があります。重要な判断を必要とする場合は、必ず以下のサイトから原文を確認してください。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 モノリスへのお問い合わせはこちらをご利用ください。お問い合せフォーム

警告・禁忌・重要な注意事項

  • 骨髄抑制があらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。

発現頻度の高い副作用

国内第II相試験において、安全性解析対象症例81例中全例で副作用が報告されています。 主な副作用は、好中球減少(98.8%)、白血球減少(98.8%)、脱毛症(58.0%)、リンパ球減少(54.3%)、疲労(44.4%)、食欲減退(43.2%)、悪心(42.0%)、口内炎(38.3%)、味覚異常(33.3%)、ヘモグロビン減少(32.1%)、AST(GOT)上昇(29.6%)、ALT(GPT)上昇(27.2%)、CK(CPK)上昇(25.9%)、発熱(24.7%)、末梢神経障害(24.7%)、γ‐GTP上昇(19.8%)、嘔吐(14.8%)、頭痛(14.8%)、発熱性好中球減少(13.6%)、下痢(13.6%)、LDH上昇(12.3%)、Al‐P上昇(12.3%)、血小板減少(11.1%)、けん怠感(11.1%)、発疹(11.1%)です。

成績

アントラサイクリン系薬剤及びタキサン系薬剤を含む前治療を有する進行又は再発乳癌患者に対し、奏効率は21.3%(17/80例)であり、無増悪生存期間の中央値は112日であった。 奏効率
服用中の医薬品を自分の判断だけで、中止・用法用量変更することは危険です。必ず担当医や担当薬剤師に相談して下さい。
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員