オキシコンチン(オキシコドン)-麻薬系鎮痛剤
- 更新日2023年12月08日
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オキシコンチンは強力な鎮痛作用を持っています。作用は持続的で、1日2回の服用で各種がんの痛みをコントロールします。 モルヒネと同じメカニズムで鎮痛効果を発揮します。同量のモルヒネよりも効果は強く、吐き気や便秘の程度は少し軽いと考えられています。 オキシコンチンには5mg錠(薄い橙色)、10mg錠(白色)、20mg錠(淡い赤色)、40mg錠(黄緑色)がラインナップされいて痛みの程度により使い分けられます。添付文書には1日80mgまでとされていますが、副作用の問題がなければ上限なく使うことができます 持続性のオキシコンチンは定時服用に適しています。服用中にも関わらず突発的な痛みがたびたび起こるようなら、即効性のあるオキノーム散などを頓服としてもらっておくといいでしょう。オキシコンチンとオキノーム散は同じ成分です。 【薬剤師のコメント】以前はMSコンチンが良く使われていましたが、より性能が良いと言われるオキシコンチンが現在の主流となっています。 便秘の副作用が起こりやすいですが、多くは下剤で対処できます。 吐き気や眠気の副作用もありますが、徐々に軽くなっていきます。 呼吸抑制の副作用は注意が必要です。ご家族が注意してあげてください。 麻薬ですので扱いに気をつけてください。家族や知人であっても譲ってはいけません。 【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください 疼痛が緩和しオキシコンチンの使用量が減らせるかもしれません。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。
オキシコンチンのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/
【効能・効果】 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛 【警告・注意事項】
- 呼吸抑制や肺疾患がある方は使用できないことがあります。
- 細菌性の下痢は悪化してしまうことがあります。
- 【副作用発現率】
モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。 医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。
監修医師 藤沼秀光(医学博士) <藤沼医院 院長、栃木県警察医>
大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。
学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員
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