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ガンマナイフ治療(定位放射線治療)

ガンマナイフ治療は、脳の疾患を切らずに治療する放射線治療です。外科手術に劣らぬ治療効果と、患者様への負担が少ないことが大きなメリットです。(すべての外科手術を代替できるわけではありません。)
一般的な放射線治療とは異なり、1回で治療が終了します。治療後の後遺症も出にくく、治療自体によるQOL低下はあまり起こりません。
脳の奥深くにある病巣でも治療することが可能で、脳腫瘍によく用いられます。

特徴

ガンマナイフは半球形に配置された201箇所の線源から発する放射線を、脳内の一箇所で集中させることができる装置です。
それぞれの線源から照射される放射線は強いものではありませんので、放射線が通過する正常組織にはあまり影響がありません。しかしエネルギーが集中する病巣に対しては、非常に大きなダメージを与えることができます。

治療の流れ

大まかな治療の流れは以下のとおりです。

  1. 頭部を専用のフレームでしっかりと確実に固定します。これは治療中に照射位置がずれて正常組織が破壊されるのを防ぐために非常に重要です。
  2. 治療計画を立てるために脳内の画像撮影を行います。このデータから照射する位置、照射する放射線の強さなどを決定します。
  3. 治療計画が決定したら、実際に治療が開始されます。201箇所の線源が埋め込まれた、大型のヘルメットを頭部にかぶり放射線を照射します。放射線照射に伴う苦痛などはありません。
  4. 数十分~数時間の放射線照射で治療は終了です。治療後はすぐに元の生活に戻れます。食事も可能です。(※照射時間は人によって異なります。)

治療は1回で終了です。
放射線の照射自体は無痛ですが、頭部を固定するフレームの装着が少々苦痛に感じます。フレームを何度も着脱することができないため、検査~治療を1日で終える必要があるのです。

効果の現れ方

放射線治療は、照射後ただちに効果が現れるわけではありません。数ヶ月後から効果が見えてきて、数年かけて徐々に病巣が縮小していくのが典型的です。