モノリスニュース
がんニュース/がん治療・治療薬情報

肝臓がん、血液検査での発見率3倍に-千葉大・野村文夫教授

肝臓がんを血液検査での発見率を高める技術を、千葉大学の野村文夫教授らが開発しました。 開発されたのは、肝臓がんの新しい腫瘍マーカーを検出する方法です。従来の方法に比べ発見率は20%から60%に向上するとのことです。 5年以内の実用化を見込んでいます。 野村教授らは、がん細胞に多いKu86というタンパク質に着目しました。これを攻撃するために作られる抗体を腫瘍マーカーとして分析したところ、早期がんの60%以上が陽性を示しました。がんでないのに反応してしまう偽陽性は10%以下でした。 従来の肝臓がんの腫瘍マーカーでは、腫瘍の大きさが2センチ以下という早期の場合、陽性率が20%程度の低さでした。 現在、肝臓がんを早期発見するためには、超音波検査やCT、MRIといった診断法がありますが、血液検査に比べると診断に熟練を要したり費用が高価です。 (読売新聞)
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員