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医薬品・医療機器等安全性情報No.285-アリミデックス、テモダール

医薬品・医療機器等安全性情報No.285に抗がん剤のアナストロゾール(アリミデックス)、テモゾロミド(テモダール)の記載がありましたので、取り急ぎ抜粋にてお伝えします。
成分名 アナストロゾール
商品名 アリミデックス
変更内容 《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 [警告] 間質性肺炎:間質性肺炎があらわれることがあるので,咳嗽,呼吸困難,発熱等の臨床症状を十分に観察し,異常が認められた場合には,胸部X線,胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う こと。 血栓塞栓症:深部静脈血栓症,肺塞栓症等があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
参考 直近約3年間(平成20年4月1日~平成23年7月24日)の副作用報告(因果関係が否定できないもの)の件数 ・間質性肺炎:2例(うち死亡0例) ・血栓塞栓症:1例(うち死亡0例) 関係企業が推計したおおよその年間使用者数:約10万人(平成23年) 販売開始:平成13年2月
成分名 テモゾロミド
商品名 テモダール
変更内容 《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 [副作用(重大な副作用)] 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):中毒性表皮壊死融解症,皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
参考 直近約3年間(平成20年4月1日~平成23年9月14日)の副作用報告(因果関係が否定できないもの)の件数 ・中毒性表皮壊死融解症:1例(うち死亡0例) ・皮膚粘膜眼症候群:2例(うち死亡0例) 関係企業が推計したおおよその年間使用者数:約3800人(平成23年)
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監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員