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メトホルミン(メルビンなど)でがん発症リスク4割減

2型糖尿用でメトホルミンを服用している人は、がん発症リスクが4割減、がん死亡リスクが3割低下することがわかりました。 2011年6月24日から米サンディエゴで開催されている米国糖尿病学(ADA2011)で発表されました。 メトホルミンは血糖降下剤の中では効果は弱めですが、メトホルミンで血糖値をコントロールできるひとは、メトホルミンを使ったほうが良いかもしれません。医師と相談してみてはいかがでしょうか。 そもそも糖尿病は生活習慣病です。血糖値をコントロールするための生活改善は他の生活習慣病対策にもなります。そしてがんも生活習慣病です。強力な血糖降下剤だけに頼らず、生活改善を心がけることは多くのリスクを低下させることになるでしょう。 メトホルミン(メルビン、メデット、メトグルコなど) 血糖値を下げる薬です。もっと強力な血糖降下剤が発売され、また乳酸アシドーシスの副作用があるため、一時期あまり使われなくなっていました。しかし乳酸アシドーシスはまれな副作用です。近年、低血糖になりにくいことや肥満タイプの糖尿病に向いていることから、また見直されるようになっています。 [add_post_attention]
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員