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イリノテカンは肺がんや大腸がんなどに用いられる抗がん剤です。

植物由来の成分から誘導された国産の抗がん剤です。特徴的な作用メカニズムを持っているため、他の抗がん剤が耐性などの問題で使えなくなったときのセカンドラインとしても有用です。

強い副作用があり、死亡例があります。1994年にイリノテカン単独の臨床試験中に骨髄抑制や激しい下痢が起こり55人が亡くなっています。

【薬剤師のコメント】イリノテカンはトポイソメラーゼIという酵素を阻害して抗がん作用を発揮します。トポイソメラーゼはDNAのねじれをほどく作用を持っています。

伸ばすと2m近くあるDNAは、普段は細胞の核の中に小さくたたまれて収納されています。二重らせん構造をとっているDNAですが、さらに高度なねじれが生じています。しかし細胞分裂でDNAを複写しなくてはならないときは、そのねじれや二重らせん構造がほどかれる必要があります。トポイソメラーゼは一度DNAを切断してねじれをほどいて再結合させる酵素です。その酵素を阻害するのがイリノテカンで、細胞分裂の活発ながん細胞の増殖を抑制します。

しかしトポイソメラーゼを阻害してしまうと正常細胞にも影響を与えます。特に細胞分裂の盛んな腸管粘膜や骨髄での副作用が目立ちます。肝機能への影響はあまりありません。

単独で使用されることはあまりありません。他の抗癌剤と併用してイリノテカンの投与量を抑え、厳しい副作用が出にくいように投与されます。

【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください
イリノテカンの作用を増強し副作用の軽減が期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。


イリノテカンのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
https://www.info.pmda.go.jp/


【成分名】

イリノテカン

【商品名】

カンプト、トポテシン、その他ジェネリック医薬品有り

【効能・効果】

小細胞肺癌、非小細胞肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、胃癌 (手術不能または再発)、結腸・直腸癌(手術不能または再発)、乳癌 (手術不能または再発)、有棘細胞癌、悪性リンパ腫 (非ホジキンリンパ腫)

【警告・注意事項】

死亡例があり非常に危険なので、次の症状がある方には投与できません。

骨髄機能抑制、感染症、下痢 (水様便)、腸閉塞、間質性肺炎、肺線維症、多量の腹水貯留、多量の胸水貯留、黄疸

 
【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用

市販後15385例の調査結果の主な副作用は以下の通りです。白血球減少73.1%、ヘモグロビン減少57.3%、血小板減少28.0%、下痢43.0%、悪心・嘔吐52.5%、食欲不振48.1%、腹痛12.2%などです。


モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。
医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。


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