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ネクサバールは肝臓がん、腎細胞がんの治療に使われている分子標的薬です。

がん細胞に多く存在している酵素タンパク質の働きを阻害することで、がんによる血管新生やがん細胞の増殖を抑制します。

腎臓がんには従来の抗がん剤があまり効きません。そのため薬物治療にはインターフェロンが用いられてきました。ネクサバールなどの分子標的薬が登場して腎臓がんの治療の選択肢が広がりました。

【薬剤師のコメント】MAPキナーゼの阻害による腫瘍増殖抑制とVEGF受容体、PDGF受容体の阻害による血管新生を阻害作用を持っている分子標的薬です。

血管新生を阻害するとがんへの酸素や栄養の供給が不足するため、がんは増殖できなくなると考えられています。ですが血管新生はがんの増殖だけに関わるわけではありません。体の正常な生体反応としても必要です。たとえばネクサバール服用中は傷の治りが遅くなります。手術はネクサバールを中断して行われます。

同じ作用メカニズムを持った分子標的薬にスーテントがあります。ネクサバールのほうが効果は弱いのですが副作用が軽度です。そういう意味で使いやすいという意見もあります。


ネクサバールのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
https://www.info.pmda.go.jp/


【成分名】

ソラフェニブ

【商品名】

ネクサバール

【効能・効果】

根治切除不能又は転移性の腎細胞がん、切除不能な肝細胞がん

 【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用

臨床試験で145例中141例(97.2%)に副作用が認められました。主な副作用の発現率は、リパーゼ上昇58.6%、手足症候群55.2%、アミラーゼ上昇40.7%、発疹40.7%、脱毛36.6%、下痢35.2%、高血圧27.6%、疲労15.9%、食欲不振14.5%、そう痒14.5%、体重減少12.4%、嗄声11.0%、AST(GOT)上昇10.3%等です。

【奏効率】 →用語解説

腎細胞がん12.4%(国内)


モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。
医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。


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