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森林の香りが、癌の成長を抑制する

免疫についてある程度の知識のある人でしたら、ストレスとがんには深い関係があることを知っているでしょう。しかし経験的にわかってはいても、それを証明するとなるとなかなか難しいことです。 最近、静岡がんセンター研究所がとても興味深い発表を行なっていますので、概要を紹介します。

α-ピネンの香り環境では、マウスの腫瘍の成長が減少する

α-ピネンとは、森林の代表的な香り成分です。 黒色腫細胞を植えつけたマウスにα-ピネンを嗅がせて飼育したところ、α-ピネンを嗅がせなかったマウスに比べてがんの大きさが40%抑制されました。 しかしα-ピネンの直接的ながん細胞への影響を調べたところ、抑制効果は示しませんでした。 α-ピネンは鼻から嗅がないと効果がないということです。 この実験から、嗅覚によるリラックス効果がストレスを緩和し、その結果としてがんの成長因子を抑えたり、がんの抑制因子を活性化したと予想するのが無難でしょう。 リラックス効果は嗅覚だけに限らず、他の五感でも得られます。現代社会においては、すべてのストレスを回避するのは困難ですが、リラックスを得ることはそれほど難しくはないでしょう。 音楽やテレビや旅行など、人それぞれの方法でリラックスを得れば良いと思います。ストレスのかかるできごとがあったときは週末に森林浴ができたらとても良いですね。α-ピネンはもちろんのこと、五感すべてからリラックス効果を得られます。

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