がん治療薬情報 抗がん剤の主な副作用一覧 抗がん剤の副作用は、軽微なものから重篤なものまで多種多様です。一般的には使われる患者さんの状態が悪いほど、副作用は強く出る傾向にあります。 最近は複数の抗がん剤...
がん治療薬情報 用語解説-抗がん剤 【奏効率】-そうこうりつ 抗がん剤の効果判定基準 著効(CR) 腫瘍が消失した状態が4週間続く 有効(PR) 腫瘍が50%以上縮小した状態が4週間続く 不変(N...
がん治療薬情報 フェントステープ(フェンタニル)-がん性疼痛 フェントステープはがんによる強い痛みを抑える麻薬性鎮痛剤です。成分を皮膚から吸収させるテープ剤で、同成分の薬剤にデュロテップがあります。1日毎に交換します。貼付...
がん治療薬情報 アイソボリン(レボホリナート)-フルオロウラシルの作用増強 アイソボリンは抗がん剤の効果を高める目的で使います。アイソボリン自体には抗がん作用はありません。 5-FU(フルオロウラシル)と併用することで、5-FUの抗腫瘍...
がん治療薬情報 アクプラ(ネダラプラチン)-肺がん、卵巣がん等 アクプラはプラチナ製剤とよばれる抗がん剤です。分子内に白金原子を含んでいるのが特徴です。DNA内、DNA同士に架橋を作って結合してDNAの複製を阻止し、がん細胞...
がん治療薬情報 アドリアシン(ドキソルビシン)-悪性リンパ腫、膀胱がん等 アドリアシンは抗がん性抗生物質と呼ばれる抗がん剤です。 様々ながんへの適用を持っていますが、多くの場合は他の抗がん剤と組み合わせて投与されます。...
がん治療薬情報 アバスチン(ベバシズマブ)-肺がん、大腸がん、乳がん アバスチンは非小細胞肺がん、結腸・直腸がん・乳がんの治療に使われる分子標的薬です。血管新生を阻害して、がんを兵糧攻めにしようというアイデアから生まれました。...
がん治療薬情報 アブラキサン(パクリタキセル)-乳がん アブラキサン(パクリタキセル)は、タキソール(パクリタキセル)の投与時のわずらわしさを改良した薬です。 タキソールは、3時間かけて点滴投与しますが、アブラキサン...
がん治療薬情報 アムルビシン(カルセド)-小細胞肺がん、非小細胞肺がん カルセドはトポイソメラーゼというDNAの切断、再結合を行う酵素の働きを阻害することによって、がんの増殖を抑えます。 小細胞肺がんは進行が速く、転移しやすいため非...
がん治療薬情報 アリミデックス(アナストロゾール)-閉経後乳がん アリミデックスはアロマターゼ阻害薬と呼ばれる乳がんの治療薬です。脂肪細胞でのエストロゲンの合成を妨げる働きを持っています。閉経後乳がんの手術をした後、再発を防ぐ...
がん治療薬情報 イリノテカン-肺がん、大腸がん等 イリノテカンは肺がんや大腸がんなどに用いられる抗がん剤です。 植物由来の成分から誘導された国産の抗がん剤です。特徴的な作用メカニズムを持っているため、他の抗がん...
がん治療薬情報 イレッサ(ゲフィチニブ)-肺がん(非小細胞肺がん) イレッサは非小細胞肺がんの治療に使われる分子標的薬です。年間に約1万6000人の方が服用しています。 最近の研究によりEGFR遺伝子に変異がある方で有効率が高い...
がん治療薬情報 インターフェロン-腎臓がん、骨髄腫等 インターフェロンは体内で作られるサイトカインの一種です。IFN-αなどと表記されることもあります。(=インターフェロンα) 体内では各種免疫細胞から作り出され、...
がん治療薬情報 エルプラット(オキサリプラチン)-大腸がん エルプラットはプラチナ製剤とよばれる抗がん剤です。分子内に白金原子を含んでいるのが特徴です。DNA内、DNA同士に架橋を作って結合してDNAの複製を阻止し、がん...
がん治療薬情報 エンドキサン(シクロホスファミド)-小細胞肺がん、悪性リンパ腫等 エンドキサンは1959年に合成された歴史の長い抗がん剤です。アルキル化剤に分類されます。 よく他の抗がん剤と組み合わせて使われます。...
がん治療薬情報 オキシコンチン(オキシコドン)-麻薬系鎮痛剤 オキシコンチンは強力な鎮痛作用を持っています。作用は持続的で、1日2回の服用で各種がんの痛みをコントロールします。 モルヒネと同じメカニズムで鎮痛効果を発揮しま...
がん治療薬情報 カソデックス(ビカルタミド)-前立腺がん 前立腺がんはアンドロゲン(男性ホルモン)の刺激によって増殖します。カソデックスは前立腺がんがアンドロゲンを利用できないようにする働きを持ち、抗アンドロゲン剤と呼...
がん治療薬情報 カルボプラチン-肺がん、卵巣がん等 カルボプラチンは日本でよく使われている抗がん剤のひとつです。分子内に白金原子を含むためプラチナ製剤と呼ばれています。DNA内、DNA同士に架橋を作って結合してD...
がん(癌)ニュース ガーダシル承認-4価HPVワクチン 2011年7月1日、4価のHPVワクチンのガーダシルが厚労省に承認されました。 HPVワクチンは子宮頸がんの発生を防ぐためのワクチンで、HPV(子宮頸がんの原因...
がん治療薬情報 サレド(サリドマイド)-多発性骨髄腫 過去に妊娠中の睡眠薬として用いられ、その結果胎児の奇形を多発させたサリドマイドですが、その後、多発性骨髄腫への効果が認められ再販されています。...
がん治療薬情報 ジェムザール(ゲムシタビン)-膵がん(膵臓癌)、非小細胞肺がん等 ジェムザールは膵臓癌で使われることの多い抗癌剤です。現在の膵臓がん化学療法においてジェムザールは第一選択薬となっています。他に非小細胞肺癌、胆道癌、尿路上皮癌、...
がん治療薬情報 スーテント(スニチニブ)-腎細胞がん、消化管間質腫瘍 スーテントは、腎細胞がんや消化管間質腫瘍(GIST)の治療に使われている分子標的薬です。 がんによる血管新生、がん細胞の増殖に関わる酵素タンパクの働きを阻害する...
がん治療薬情報 ゾメタ(ゾレドロン酸)-骨転移、骨髄腫 弊社モノリスはゾメタのメーカーではございません。ゾメタの使用法や効果功能・副作用等につきましては担当の医師や薬剤師にご確認ください。弊社にお問い合わせいただきま...
がん治療薬情報 ゾリンザ(ボリノスタット)-皮膚T細胞性リンパ腫 ゾリンザ(一般名:ボリノスタット)は2011年7月に承認されたばかりの抗がん剤です。ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の酵素活性を阻害するという、新しいメカニ...
がん治療薬情報 タイケルブ(ラパチニブ)-乳がん タイケルブは乳がんに使われる分子標的薬です。HER2が過剰発現している場合にゼローダ(カペシタビン)と併せて投与されます。ハーセプチン(トラスツズマブ)で効果が...
がん治療薬情報 タルセバ(エルロチニブ)-肺がん、膵がん タルセバは非小細胞肺がんに使われる分子標的薬です。イレッサ(ゲフィチニブ)と同じ作用メカニズムを持っています。イレッサで問題になった間質性肺炎の副作用はタルセバ...
がん治療薬情報 トーリセル(テムシロリムス)-腎臓がん トーリセルはmTORと呼ばれるタンパクの働きを阻害する分子標的薬です。根治切除(見えるがんを全て取り除く手術)不能又は転移性の腎細胞癌 に使われ、インターフェロ...
がん治療薬情報 ネクサバール(ソラフェニブ)-肝臓がん、腎細胞がん ネクサバールは肝臓がん、腎細胞がんの治療に使われている分子標的薬です。 がん細胞に多く存在している酵素タンパク質の働きを阻害することで、がんによる血管新生やがん...
がん治療薬情報 ハラヴェン(エリブリンメシル酸塩)-乳がん ハラヴェンは2011年7月に薬価収載された新しい抗がん剤です。進行・再発乳がんに使えますが、条件としてアントラサイクリン系の抗がん剤およびタキサン系の抗がん剤を...
がん治療薬情報 ハラヴェン-再発乳癌 ハラヴェンは手術のできない進行した乳がん、または再発した乳がんに使われる抗がん剤です。他の抗がん剤を使用したにも関わらず癌が悪化してきた場合に限って使うことがで...
がん治療薬情報 フェアストン(トレミフェン)-閉経後乳がん 内容 フェアストンは閉経後乳がんに用いられるホルモン療法剤です。 フェアストンは抗エストロゲン作用とエストロゲン作用を持っています。乳がんの多くはエストロゲンの...
がん治療薬情報 フェマーラ(レトロゾール)-閉経後乳がん アリミデックスはアロマターゼ阻害薬と呼ばれる乳がんの治療薬です。脂肪細胞でのエストロゲンの合成を妨げる働きを持っています。閉経後乳がんの手術後、再発を防ぐ目的で...
がん治療薬情報 プロスタール(クロルマジノン)-前立腺がん プロスタールはアンドロゲン(男性ホルモン)の働きを抑える作用を持った、前立腺がんの治療薬です。前立腺がんはアンドロゲンにより増殖する性質を持っています。 アンド...
がん治療薬情報 ベルケイド(ボルテゾミブ)-多発性骨髄腫 ベルケイドは新しいメカニズムを持った多発性骨髄腫の治療薬です。プロテアソームという酵素の働きを阻害する分子標的薬です。 がん細胞が作り出す異常なタンパク質を分解...
がん治療薬情報 メソトレキセート(メトトレキサート)-白血病、乳がん等 免疫低下 免疫低下を起こす抗がん剤は多くありますが、メソトレキセートの免疫低下作用は強く、実際に免疫抑制作用を利用した同成分のリウマチ治療薬もあります。...
がん治療薬情報 ユーゼル(ホリナート)-UFTの作用増強 ユーゼルは抗がん剤の効果を高める目的で使います。ユーゼル自体には抗がん作用はありません。 UFT(テガフール・ウラシル)と併用することで、UFTの効果を高めます...
がん治療薬情報 ランマーク(デノスマブ)-骨髄腫・骨転移による骨病変 ランマークは癌による骨病変の進展を抑制する分子標的薬です。骨に発生する多発性骨髄腫や、別の部位から転移したことによる骨病変に対して用いられます。持続時間がとても...
がん治療薬情報 リツキサン(リツキシマブ)-非ホジキンリンパ腫 リツキサンは悪性リンパ腫のうちの非ホジキンリンパ腫に用いられます。CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫の治療に用いられる分子標的薬です。 B細胞性非ホジキン...
がん治療薬情報 リュープリン(リュープロレリン)-前立腺がん、閉経前乳がん等 リュープリンはLH-RHアナログもしくはLH-RHアゴニストと呼ばれる薬です。閉経前乳がんや前立腺がんの進行を抑えるために用いられます。注射薬です。 男性ホルモ...
がん治療薬情報 レブラミド(レナリドミド)-多発性骨髄腫 レブラミドはサリドマイドを元に作られた抗がん剤です。多発性骨髄腫に対してデキサメタゾン(ステロイド)を併用して投与します。レブラミド単独使用の有効性は確認されて...
がん治療薬情報 ロイコボリン(ホリナート)-UFTの作用増強 ロイコボリンは抗がん剤の効果を高める目的で使います。ロイコボリン自体には抗がん作用はありません。 UFT(テガフール・ウラシル)と併用することで、UFTの効果を...
がん治療薬情報 ワンデュロテップパッチ(フェンタニル)-がん性疼痛 ワンデュロテップパッチはがんによる強い痛みを抑える麻薬性鎮痛剤です。成分を皮膚から吸収させるテープ剤で、同成分の薬剤にフェントステープがあります。1日毎に交換し...
がん治療薬情報 分子標的薬について・分子標的薬一覧表 分子標的薬は新しいタイプの抗がん剤です。従来の抗がん剤とは違った抗腫瘍メカニズムを持っています。分子標的薬が狙うのは、がん細胞に多く発現している酵素タンパクなど...
がん(癌)ニュース 医薬品安全対策情報(DSU)No.213-ランマーク、サーティカン、TS-1 医薬品安全対策情報No.213にがん治療に関わる薬剤の記載がありました。一部抜粋して取り急ぎお伝えします。...
がん(癌)ニュース 医薬品安全対策情報(DSU)No.210-アリムタ、サレド、アバスチン 医薬品安全対策情報No.210にがん治療に関わる薬剤の記載がありました。重要性の高いものについて取り急ぎお伝えします。...
がん(癌)ニュース 医薬品安全対策情報(DSU)No.209-アフィニトール、ネクサバール 医薬品安全対策情報No.209にがん治療に関わる薬剤の記載がありました。重要性の高いものについて取り急ぎお伝えします。...
がん(癌)ニュース 医薬品安全対策情報(DSU)No.204-テモダール、アリミデックス 医薬品安全対策情報No.204に抗がん剤の記載が複数ありました。そのうち重要性の高いものについて取り急ぎお伝えします。...
がん治療薬情報 5-FU(フルオロウラシル)-大腸がん等 5-FUは歴史の古い抗がん剤のひとつで、様々ながんに使うことができます。フッ化ピリミジン系、代謝拮抗薬と呼ばれるタイプに属します。注射、錠剤、軟膏の剤形がありま...
がん治療薬情報 FOLFOXとFOLFIRI-大腸がん FOLFOX(フォルフォックス)とFOLFIRI(フォルフィリ)は大腸がんに使われるレジメンです。抗腫瘍効果を高めるために、それぞれ3種類の薬剤を組み合わせてい...
がん治療薬情報 MSコンチン(モルヒネ)-がん性疼痛 MSコンチンはがんの痛みを抑えるための麻薬系鎮痛剤です。古くから強力な鎮痛作用を持つことで知られているモルヒネの徐放性製剤です。1日2回の服用で鎮痛効果が持続し...
がん治療薬情報 TS-1(テガフール・ギラシル・オテラシル)-胃がん、膵がんなど TS-1(ティーエスワン)は5-FUをもとに作られた抗がん剤です。効果を高めつつ、副作用を軽減するような工夫が施されています。...