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がんニュース/がん治療・治療薬情報

アルサルミンがCA19-9を上昇させる恐れ

CA19-9検査を受ける方へ

胃薬として多用されるアルサルミン細粒が、消化器の代表的な腫瘍マーカーCA19-9に大きな影響を与えるとの報告があります。ご注意下さい。 CA19-9の基準値は37U/ml以下(RIA法)ですが、それが10倍以上に跳ね上がる可能性があります。 健常人であれば精密検査にまわされるかもしれません。がんの観察中の方では、がんが進行したと勘違いされて不必要な治療が開始される恐れがあります。 アルサルミンの添付文書(説明書)にはCA19-9検査値に影響を与える旨の記述がありません。そのためほとんどの薬剤師は知らないと思います。薬局で聞いていると時間がかかってしまうかもしれません。実際に服用しているのでしたら担当医に直接お話しください。がん検診や人間ドックの予定があれば、施設にお伝え下さい。 ジェネリック医薬品(後発品)や一般用医薬品(OTC)にも該当するものがあるのでお気をつけ下さい。 健康や免疫力を維持できる「冬虫夏草」とは?

アルサルミンについて

成分名はスクラルファートです。日本では40年以上の歴史がある胃薬です。 アルサルミン細粒が最も有名ですが、他に錠剤、液剤があります。 ジェネリック品(後発品)もあります。 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の方に処方されますが、胃を荒らす鎮痛剤に併用して処方されることがあります。 そのため歯科から処方されることもあります。 血栓予防のアスピリンによる胃炎防止に併用されることもあります。

市販薬について

スクラルファートを含む市販薬(OTC)にはスクラート胃腸薬(旧名称:中外胃腸薬)、イノセアがあります。 これらはスクラルファートだけでなく他の成分も含有する合剤です。 胃の痛み・胃もたれ・胸やけ・むかつきなどがあるときに服用します。 CA19-9検査の予定がある方は、薬剤師に相談して中止もしくは薬剤変更のアドバイスをもらったほうが良いでしょう。

アドバイスいたします

CA19-9が高めの方、がんを心配している方に食事内容や生活面、免疫面からのアドバイスをしております。まずは気持ちが前向きになるだけで状況は違ってきます。早めにご相談下さい。 株式会社モノリスお客様サポート:048-474-0884 メールフォーム
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員