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エストラサイト-前立腺がん

弊社は製薬メーカーではございません。医薬品についてのご質問・ご相談は各医薬品メーカーに直接お問い合わせください。

女性化乳房14.23%

女性化乳房はエストラサイトの特徴的な副作用です。エストロゲン作用を持っているために起こってしまうことがあります。
エストラサイトは前立腺がんに用いられる抗がん剤です。前立腺がんに効果のある女性ホルモンと、抗がん剤のアルキル化剤を結合することで生まれました。女性ホルモン作用があるため、副作用で胸が張ってきて痛くなるなど、女性化の副作用が出ることがあります。 前立腺がんはホルモン療法で抑えることができますが、時間が経つと効果が悪くなってきてしまいます。再び増殖が始まることを再燃といいますが、そのような時でもエストラサイトはある程度の効果をあげます。 【薬剤師のコメント】女性ホルモンとアルキル化剤の作用を併せ持つだけのわりに良い治療成績が出ています。これはエストラサイトの活性代謝物が前立腺がん組織によく集まる性質を持っているためです。 滅多にありませんが血栓症の副作用があります。女性ホルモンは女性の更年期障害の治療で用いられることがありますが、やはり単独で用いられると血栓症が起こりやすくなります。急に息苦しくなったり、手足が冷たくなって来るときは血栓症が疑われるので医師に連絡してください。 【モノリスからのお知らせ】メール相談をご利用ください エストラサイトの作用を増強し副作用の軽減が期待できます。がんの治療の悩みなどお気軽にご相談ください。
エストラサイトのより詳しい情報はリンク先でご覧になれます。 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/
【成分名】 エストラムスチンリン酸エステル 【商品名】 エストラサイト 【効能・効果】 前立腺がん  【警告・注意事項】 血栓性静脈炎、脳血栓、肺塞栓、虚血等の重篤な冠血管疾患を患ったことがある方には使えません。 重篤な肝障害、重篤な血液障害、消化性潰瘍のある方は悪化の恐れがあるので使えません。 【副作用発現率】 →抗がん剤の副作用 2,403例のうち895例(37.25%)に副作用が発現しました。 その主なものは、女性化乳房14.23%、食欲不振11.15%、浮腫7.78%、貧血5.29%、肝機能異常3.29%、悪心・嘔吐2.25%、消化不良1.83%、腹痛1.79%、及び下痢1.12%です。 【有効率】 未治療例では89%、既治療例で38%です。(所見に多少の改善が認められれば有効としています)
モノリスのホームページでは専門的な情報もお伝えしています。疑問点は薬剤師などに確認して下さい。 医療用医薬品を自分だけの判断で開始、中止、用量変更すると危険な場合があります。
監修医師 藤沼秀光(医学博士)  <藤沼医院 院長、栃木県警察医> 

監修医師 藤沼秀光(医学博士)

大学病院で研究、診療に従事したあと、藤沼医院にて統合医療に専念。学生時代より、病気は悪玉ではなく心と体のクリーニング現象(清浄化現象)であると捉え、その存在意義を追求するための研究・検証を行っている。’91年よりデトックス療法を開始、その後、魂と病気/心と病気、量子エネルギー測定等、未開発の先進医学に興味をもって取り組んでいる。日常診療では清浄化現象に適う、自然な医療を実践し、ガン・アトピー・リウマチ等の代替医療も手がけ研究会、学会、講演、TVで活躍し、遠く他県からの来院も少なくない。

学歴:昭和54年 3月 獨協医科大学医学部卒業/平成 2年 3月 医学博士号取得
所属学会:日本臨床生理学会 評議員/日本循環器学会 地方会評議員